お支度会場
サポートスタッフ
成人式当日のお支度会場で、
各担当スタッフに
インタビューしました
ヘアーメイク担当
MIYUKIさん
(ブライダルアート樹里)
成人式のお支度を担当してどのくらいですか?
横浜市の成人式のお支度は、10回以上になります。横浜市以外の成人式にも、もう何度もヘアーメイク担当スタッフとして参加しています。ですが、新成人の方にとっては一生に一度の晴れ舞台。毎年そのことを肝に銘じて対応させていただいています。
丸昌のお支度会場の特徴はどんな点ですか?
横浜市の成人式は国内最大規模ということもあり、丸昌のお支度会場にいらっしゃる新成人の人数も相当なものです。ですが、そんな大勢の皆さんが快適かつスムーズにお支度できるよう、ヘアーメイクや着付けの他にも実にさまざまなサポートサービスが用意されているところが一番の特徴だと思います。
成人式のヘアーメイクを担当される上で、心掛けているのはどんなことですか?
横浜市の成人式は国内最大規模ということもあり、丸昌のお支度会場にいらっしゃる新成人の人数も相当なものです。ですが、そんな大勢の皆さんが快適かつスムーズにお支度できるよう、ヘアーメイクや着付けの他にも実にさまざまなサポートサービスが用意されているところが一番の特徴だと思います。
これまでのお支度経験で、印象深いエピソードはありますか?
実は今日、前撮りの時に私がヘアーメイクを担当した新成人の女の子が声を掛けてくださって。今日の担当は私ではなく別のスタッフだったのですが「前撮りした写真のヘアーメイク、とっても良かったです!」とわざわざ伝えに来てくださったんですよ。こんなふうに満足の表情や喜びのコメントをいただけた時は言葉に言い表せない嬉しさがありますね。
MIYUKIさん、教えて!
振袖にはどんな髪型が似合いますか?
振袖だけでなく和装の場合は、衣紋に髪がかからないようにまとめたアップスタイルが基本です。その方が全身のバランスも良く、美しく見えるので、ダウンヘアでオーダーされた方が、着付け後にアップに直される…なんてこともあるんですよ。
また、丸昌のお支度会場には種類豊富な髪飾りが揃っていて、好きなものをお選びいただけますが、他人と違った個性をプラスしたい場合は、ご希望のものをお持ちいただいてもOK!遠慮せずにご要望をお伝えくださいね♪
着付け担当
北川 照子さん
(葵きものサロン代表/葵きもの学院 学院長)
着付けのお仕事歴はどのくらいですか?
もう40年以上になります。横浜市の成人式の着付けをお手伝いし始めたのは約20年前になりますが、それ以降ずっと継続して担当させていただいております。これまでの長年の業務が認められ、2009年には横浜市から着付け技能功労者として賞も頂戴しました。
成人式の際は、どんな気持ちや姿勢で着付けをされていますか?
どんな時も同じで、着付ける方や場面による区別はありません。ですが、成人式はこれからの夢や希望を託した大切な門出。新成人の方々にとって一生の思い出になる日のサポートができるよう真心で着付け・接客をさせていただいています。
これまでの成人式の着付けの経験の中で、印象に残っていることはありますか?
成人式を迎えたご姉妹のエピソードがありますね。お姉さんの成人式の時に着付けを担当させていただいたのが私で。そのご本人が「私の成人式の時は、苦しくなく着崩れもなく一日を過ごせました。」「今年は妹をお願いします。」と前撮りにいらっしゃったんです。お姉さんが妹さんを想う気持ちと、それを私に託してくださったことがとても嬉しかったですね。
北川さん、教えて!
上手にコーディネートするコツは何ですか?
色合わせのバランスが重要かと思います。振袖の地の色がシックで落ち着いたものの場合、帯の色をゴールドやプラチナにすると晴れの日らしい明るさや華やかさが出て、より素敵なコーディネートになります。普段着ている洋服と違ってコーディネートが難しいと思うかも知れませんが、専門のコーディネーターさんに相談すると的確にアドバイスしてくれますよ。
お客様案内担当
鈴木さん
(晴れ着の丸昌 横浜店)
お支度会場でのサポートはどんな内容ですか?
お衣装やヘアーメイクに関わることはもちろん、お客様が少しでも不安に感じられる事、お困りの事があれば、どんな内容でもできる限りのサポートを行います。そのためにお支度会場内では常に、ご家族やお友達との会話で何気なく話されている声にも耳を傾け、私共にサポートできることがないか積極的にお声掛けをさせていただいています。
成人式のお支度サポートを行うにあたり、どんな準備をしていますか?
成人式のお支度に携わるのは今回で12回目になりますが、天候や気温、新しいサポートサービスの開始など、その年どしで条件や状況が変わるため、トラブルやお困り事の内容は毎年異なります。ですが、何が起きても慌てず対応できてこそプロ。そのために、事前にあらゆるシミュレーションをし対策を考えます。そして、どのスタッフが対応してもサポートの内容や質に違いが出ないよう、スタッフ全員での共有ミーティングは欠かしません。
お客様のサポートにあたる際、心掛けているのはどんなことですか?
「お客様を、不安のない状態で式典に送り出す」ということに尽きます。成人式は一生に一度だけ。ハタチの大事な晴れの日ですから、素敵な一日にしていただきたいと願っています。私にも同世代の娘が居ますので、親という立場からもその想いは強く湧きますね。ですから、特に要求されなくても「ショールはこの位置にあるとバランスがいいですよ」「髪飾りを直す時はこの高さがきれいですよ」といった具合にコミュニケーションを取るんです。少しお節介かもしれませんが(笑)、それでお客様の不安が安心に変われば嬉しいと思ってやっています。
お支度に長年携わっているからこそできるアドバイスはありますか?
お支度の開始時間が早朝だったりすると難しいとは思いますが、あらかじめお食事を摂っておかれることは大事ですね。何も摂らずにお支度会場に来られた方の中には貧血を起こされたり、体調が優れなくなったり…という方もいらっしゃいます。そういった場合に備えて、救護スペースやお水、ブランケットといったものを準備してはいますが、一度きりの成人式を楽しく過ごすには体調のマネジメントが大事です!
鈴木さん、教えて!
当日のサポートで多いのはどんな要望ですか?
振袖だ「草履が痛いので何とかならないかしら…」というご要望は結構多いですね。この場合、衣装選びや前撮りで草履を履いた時は何ともなかったのに、式の当日だけ痛い…というケースが多いんです。衣装選びや前撮りの時と違って、当日は草履を履いてあちこち移動しますから、たくさん歩いたことで痛みが出てくるんですね。でも、そうなってしまうのは当然のこと。我慢や遠慮をせずに、ご相談ください。